ルルシア育毛剤を使うと初期脱毛が起るのか?その真相とは!?
薄毛や抜け毛のタイプ別に育毛剤を選べる、画期的なシステムで話題の「ルルシア」。
でも、育毛剤を使うと「初期脱毛」が起るなんて気になる口コミもあるので、これからルルシアを使う方にとっては、気になりますよね?
結論から言うと、ルルシアを使って初期脱毛が起る可能性は低いといえます。
そこでここでは、育毛剤と初期脱毛の関係についてお伝えしていきたいと思います。
そもそも、初期脱毛ってなに?
初期脱毛は、男性の薄毛(AGA)治療で起る症状の一つです。
AGAとは、男性型脱毛症の意味で、成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のこと。最近ではAGAの女性版である薄毛症状「FAGA」に悩んでいる人が増加中です。
この初期脱毛は、「細くて弱々しい髪が抜けて、太く元気な髪が生える」過程に起る症状。
つまり、治療薬が効果を現している証拠とも言えます。
通常、ヘアサイクルは髪が伸びる「成長期」と、髪の成長が止まる「後退期」、脱毛して新しい髪が生える準備をする「休止期」を順番に繰り返しています。
AGAを発症すると、ヘアサイクルが乱れ成長期が極端に短くなり、細く弱々しい髪が多くなり抜けてしまうのです。
で、AGAの治療の中心となる「ミノキシジル」は、頭皮の血流をよくして発毛や育毛を促進します。
このときに、これから生えてくる髪が、今生えている弱々しい髪をグイグイ押しのけて生えようとするので、一時的に髪がたくさん抜けることがあります。
個人差はありますが、1ヵ月以内に初期脱毛が起るようです。
わかりやすい例えで言うと、シャーペンの芯が短くなってカチカチ押すと、新しい芯が短くなった芯を押し上げ、短い芯は「ポロ」っと落ちますよね。
これが初期脱毛でも起っているんです。
育毛剤で初期脱毛が起る場合もある
では、AGA治療ではない市販の育毛剤は、初期脱毛は起きないのでしょうか?
結論としてしては、育毛剤でも初期脱毛が起る可能性はあります。
育毛剤はAGAの治療薬と違い、医薬品ではないので初期脱毛の可能性は低いですが、育毛剤の成分により初期脱毛が起る場合があるのです。
育毛剤で初期脱毛が起る原因
すべての育毛剤が初期脱毛を起こすわけではありません。
初期脱毛を起こす可能性がある育毛剤の特徴は「ヘアサイクルを整える成分以外の成分が入っていない場合」です。
例えば、女性用の発毛剤で「リアップリジェンヌ」という商品があります。
リアップリジェンヌに配合されている「ミノキシジル」は、血流を促進してくれる成分ですが、それ以外の効果はありません。
ミノキシジルは、AGAの治療薬としても使われているので効果が強い分、初期脱毛が起る可能性が高いと言われています。
しかもミノキシジルは本来、発毛剤の成分ではありません。
ミノキシジルは管拡張薬(高血圧の経口薬)として開発された成分。のちに発毛効果があることが発見され、発毛剤に転用されたのです。

つまり、ミノキシジルは医薬品なのです。
なので、リアップリジェンヌなどミノキシジルを配合した育毛剤を使う場合は、使用上の注意として
- 未成年(20歳未満)
- 妊娠または授乳中
- 出産による抜け毛や脱毛
などの方は使うことが禁止されていますし
- 高血圧または、低血圧の人
- 心臓または、腎臓に障害のある人
- むくみのある人
- 甲状腺機能障害がある人
このような方は医師や薬剤師に相談しなければならないくらい、ミノキシジルは副作用の危険性が高い成分といえます。
発毛に特化した育毛剤には、頭皮環境を整える成分はほぼ入っていないので初期脱毛が起りやすくなるのです。
ルルシアが初期脱毛の可能性が低い理由とは!?
記事の冒頭でもお伝えしましたが、ルルシアを使っても初期脱毛が起る可能性が極めて低いのは、育毛だけでなく「頭皮環境を整える成分が入っている」からです。
ルルシアには、女性のゆらぎに対応した育毛剤「ルフレ」と、頭皮トラブルに対応した「シャルム」の2種類を用意しています。
女性のゆらぎ専用「ルフレ」
ルルシア「ルフレ」は、女性ホルモンの減少による抜け毛や薄毛に効果が期待できる育毛剤です。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンがありますが、その中でもエストロゲンは、髪のツヤやハリを保つ働きがあります。
で、この女性ホルモンの分泌が減ると、髪の毛1本1本が細くハリやコシがなくなって、ボリューム感が減少。
そうすると、頭頂部や分け目、生え際が目立つようになります。
ルフレには、女性ホルモンと似た作用がある「大豆エキス、イザヨイバラエキス、ヒオウギ抽出液」を配合。

植物性エストロゲンを豊富に含んでいます。
また、7種類の天然成分や有効成分を配合することで、かゆみや炎症を抑え、血行を促進し頭皮環境を整えてくれます。
頭皮トラブル専用「シャルム」
ルルシア「シャルム」は、頭皮環境のトラブルによる抜け毛や薄毛に効果が期待できる育毛剤です。
血行不良やフケ、かゆみなどによる頭皮環境の悪化により、髪の毛に十分な栄養が行き届かずに元気な髪が生えなくなってしまいます。
畑で例えると、頭皮は「土」で髪は「苗」。苗が育つ土の状態が悪ければ、苗は育ちません。頭皮環境も畑と同じです。
そこでシャルムは、トリプル育毛成分で頭皮のかゆみを抑えながら血行を促進することで、育毛と脱毛の同時ケア。
さらに、ヒアルロン酸や3種類のセラミドなどの天然由来成分で、頭皮環境を整えてくれます。
このように、ルルシアルフレ・シャルム共に薄毛や抜け毛にアプローチする成分を配合しながらも、頭皮環境を整えてくれる成分もしっかり入っています。
頭皮環境が整うことで正常なヘアサイクルに戻るようになるので、初期脱毛を抑えながら薄毛や抜け毛のケアができますよ。
その抜け毛、もしかしたら初期脱毛じゃないかも?
初期脱毛は、治療薬や育毛剤の成分が効いている証拠でもあるので、決して悲観することではありません。
しかし、初期脱毛と思っていても実は、他の原因によって脱毛が引き起こされている場合も。
ここでは、「初期脱毛ではない抜け毛」について解説します。
抜け毛が長期間止まらない
AGAの治療や育毛剤を使うと初期脱毛が起ることは、繰り返しお伝えしてきました。
初期脱毛の期間には個人差がありますが、だいたい1〜2ヵ月くらいです。
育毛剤を使って初期脱毛が現れた方でも、2週間〜1ヵ月で収まる方が多いようですが、2ヵ月以上に渡り脱毛が続く場合は、育毛剤による初期脱毛ではない可能性があります。
その原因として「育毛剤が体質に合わない」場合が考えられます。
ルルシアは、抜け毛や薄毛のタイプ別に育毛剤を選ぶことができますが、稀に体質に合わない場合もあるようです。

特に皮膚が弱い方に現れやすいかもしれません。
2ヵ月以上使っても抜け毛が収まらない場合は、体質や頭皮に合わない可能性があるので、その際は使用を中止してください。
ルルシアには90日間の返金保証が付いているので、万が一脱毛が収まらない場合は返金保証を使うようにしましょう。
まとめ
初期脱毛は男性の薄毛治療(AGA)によって起るものですが、市販の育毛剤を使用しても起ることはあります。
初期脱毛は成分が効いている証拠でもありますが、その間髪の毛の量が一時的とは言え減ってしまうのは女性としては耐えがたいですよね。
ルルシアは抜け毛や薄毛に効果が期待できる成分だけでなく、頭皮環境をトータルで改善してくれる成分も配合されています。
なので初期脱毛の可能性は低いですが、実際のところ使ってみなければわかりません。
女性には女性の育毛ケアがあります。
初期脱毛に対する正しい知識を知りながら、楽しんで育毛ケアを行いましょう。