女性の薄毛の種類と原因は?育毛シャンプーって効果があるの?

女性の薄毛の原因は?育毛シャンプーは本当に効果があるの?

薄毛に悩む女性

 

薄毛って言うと男性のイメージがありますが実は今、女性の薄毛も増えていると言われています

 

男性は髪を短くしたり思い切って坊主にすることで誤魔化せても、女性はそうもいきませんよね。

 

そこでここでは、どの様な原因が薄毛を招いてしまうのか?女性の薄毛の種類は?など、気になる疑問を解決していきたいと思います。

 

女性の薄毛の種類は?

女性の薄毛

 

一言で薄毛といっても実はさまざまな種類があり、それぞれに原因が違います。

 

以下が女性に見られる薄毛の種類です。

 

  • びまん性脱毛症
  • 産後脱毛症
  • ひこう性脱毛症
  • 脂漏性脱毛症

 

ざっと挙げただけでも4種類あります。では、これらについて詳しく見ていきましょう。

 

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症

 

女性の薄毛の原因で一番多いタイプが「びまん性脱毛症」です。

 

びまん性脱毛症は、男性の薄毛のようにおでこから薄くなったり頭頂部が薄くなったりする部分的なものではなく、頭部全体が薄くなっていくことが特徴

 

一カ所が薄くなればその時点で気づくこともできますが、全体的に薄くなっていくびまん性脱毛症は気が付いた時には進行している場合があります。

 

びまん性脱毛症は以下の5つが主な原因です。

 

  1. ダイエット
  2. ストレス
  3. 加齢
  4. 女性ホルモン
  5. 頭皮トラブル

 

ダイエット

 

「ダイエット=食事制限」ですが、カロリーを制限することで体は栄養不足になってしまいます。

 

私たちの体は、生命を維持するために必要な臓器に優先的に栄養が使われるので、命に関係のない髪の毛は当然、後回しになり発毛に必要な栄養が不足し髪が抜けやすくなるんです

 

髪の毛に栄養が届かなければ髪1本1本が弱々しくなり、抜けやすくなってしまいます。

 

ストレス

 

私たちの体には、交感神経と副交感神経という2種類の神経があり、リラックスしているときは副交感神経が優位に働きます。

 

一方、ストレスが溜まると交感神経が活発似働き血行不良を招く原因に。

 

血液は全身に栄養や酸素を送る大切な役割があり当然、頭皮や髪にも栄養を届けています。

 

血流が悪くなれば頭皮にも栄養がいきづらくなり抜け毛が増えていき、その抜け毛が全体的に及ぶとびまん性脱毛症になるのです。

 

加齢

 

加齢は誰にでも訪れるもので、避けては通れません。加齢の原因は「細胞の老化」です。

 

毛包

 

細胞が老化すると言うことは、毛包(髪の毛を作る大事な器官)も元気がなくなり、やがて毛包自体が衰退し髪が作られなくなります。

 

また、髪は成「長期→退行期→休止期→成長期」と言う一定のサイクルで回っていますが、加齢によって休止期が長くなり髪が抜けやすい状態に

 

つまり、加齢による脱毛は誰にでも起こりえることなのです。

 

女性ホルモン

 

女性の薄毛の原因に、女性ホルモンも大きく関係しています。

 

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」と言う2つのホルモンが存在しますが、髪の成長に影響を与えているのがエストロゲン。

 

エストロゲンの減少

 

エストロゲンは髪の成長を促す働きがありますが、加齢によりエストロゲンが減少しその結果、ヘアサイクルが乱れて髪が元気に育たなくなってしまうわけです

 

女性特有の少女「更年期障害」は、ホルモンバランスが大きく崩れてしまうが原因で、びまん性脱毛症になる方も少なくありません。

 

頭皮トラブル

 

頭皮トラブル(乾燥・湿疹・炎症)は、抜け毛や薄毛につながってしまいます。

 

頭皮環境を整えることは大切ですが、だからと言って過剰な洗髪はダメです。

 

頭皮をキレイに洗い過ぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまうので逆に頭皮が乾燥してしまい頭皮環境が悪化します。

 

刺激の強いシャンプーや爪を立てて頭皮を洗う様なことはしないように注意しましょう。

 

産後脱毛性

産後脱毛症

 

妊娠や出産は女性にしかできない経験、喜びですが、赤ちゃんを産んだ後に「抜け毛が増えた!」なんて経験をした方もいらっしゃるのでは?

 

このように、赤ちゃんを産んだ後に起こる抜け毛や薄毛のことを「産後脱毛性」と言います。

 

この産後脱毛性の大きな原因は「エストロゲンの減少」です。

 

女性には「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類の女性ホルモンがあるのですが、このバランスが乱れると髪の毛だけでなく体にも良くないと言われています。

 

エストロゲンの減少

 

この2つの女性ホルモンの中で髪に関係しているのが「エストロゲン」。

 

エストロゲンは

 

  • 妊娠を維持する
  • 髪の毛の成長を促す
  • 髪の毛を維持する

 

などの働きがありますが、妊娠中はこのエストロゲンの分泌が盛んになり、本来ならば抜けるはずの髪の毛が生えたままになります

 

ですが、産後はこのエストロゲンの分泌が急激に減るので、今まで抜けないで生えていた髪が一気に抜けてしまいます。

 

つまり、「抜けるはずの髪が抜けない状態」から「抜け毛が増えた状態」になってしまうというわけです。

 

産後脱毛性はいつまで続く?

 

結論から言えば、産後脱毛性は出産後2〜3ヵ月で始まります。

 

個人差もあるので一概には言えませんが、この期間が一番多いようです。

 

そしてその後、4〜6ヵ月でピークを迎えた後は、約1年くらいで落ち着きます

 

アホ毛

 

産後脱毛性が落ち着くサインは「アホ毛」が生えてきた時です。アホ毛とは、新しい髪の毛がしっかりと生えてきたことが認識できる時という感じでしょうか。

 

ただし、産後脱毛性は上記でもお伝えしましたが、本来なら抜けるはずの髪の毛が一気に抜ける状態です。

 

抜け毛が増えて焦る方もいらっしゃいますが、それ程心配する必要はありません。

 

大抵の場合、抜けた後に薄く産毛や短い毛が生えているはずです

 

ひこう性脱毛症

ひこう性脱毛症

 

ひこう性脱毛症は、頭皮が炎症し大量のフケが原因で起こる脱毛性のことです。

 

フケが出ることは誰でもありますが、ひこう性脱毛症になると

 

  1. 頭皮が白くなるくらい大量にフケが出る
  2. かさぶたのようなフケが出る

 

このような症状のフケの場合、ひこう性脱毛症を疑っても良いでしょう。

 

ひこう性脱毛症が髪の毛にどの様な悪影響を及ぼすかというと「フケが毛穴を塞いで栄養が毛根に行き届かなくなる」こと。

 

そしてそれが原因で、髪が抜けやすくなるんですね。

 

どうして大量にフケが出るの?

 

「毎日しっかりシャンプーをしているのにフケが出る」そんな人は、使っているシャンプーが原因かもしれません。

 

洗浄力の強いシャンプーは、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまいます

 

そうすると頭皮は乾燥してしまうので、頭皮をうるおそうと余計に皮脂を出してしまい、これがひこう性脱毛症を引き起こす原因にも。

 

また、ホルモンバランスや自律神経の乱れによっても頭皮の角質異常が起こり、フケが大量に出ると言われています。

 

シャンプーは1日1回にしたり、頭皮にやさしい低刺激のシャンプー(アミノ酸シャンプー)を使う、脂っこい食事を控えることでも予防することはできるので気を付けてみてください。

 

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症

 

脂漏性脱毛性はその名の通り「皮脂の過剰分泌」が原因。

 

皮脂が過剰に分泌されると頭皮が炎症を起こす「脂漏性皮膚炎」が発症します。

 

脂漏性皮膚炎とは、カビの一種である「マラセチア菌」が頭皮で繁殖し、皮脂を分解して皮膚の炎症を引き起こす湿疹です。

 

マラセチア菌自体は、私たちの体に普通にいる菌(常在菌)ですのでそれ自体に害はありません。

 

しかし頭皮の皮脂が過剰に分泌すると、マラセチア菌が急激に増殖することが問題なのです。

 

脂漏性皮膚炎が起きると、髪が成長不足となり抜けやすい状態になります。

 

脂漏性脱毛には以下の4つの原因があると言われています。

 

  1. 頭皮がベタベタしている
  2. フケが出る
  3. 毛穴や頭皮の炎症
  4. 頭皮のかゆみ

 

これらが原因として挙げられますが、頭皮のベタつきは誰にでも起こることですし、頭皮の痒みも季節や体調によっても現れることもあります。

 

しかし、それにプラスして抜け毛があるとすれば脂漏性脱毛症の疑いがあるので気をつけましょう。

 

育毛シャンプーは薄毛や抜け毛に効果がない!?

育毛シャンプー

 

ドラッグストアや薬局などで、育毛シャンプーが売られていますが効果はあるのでしょうか?

 

結論から言うと、薄毛や抜け毛で悩んでいる方が育毛シャンプーやスカルプシャンプーを使っても、思ったような効果は得られません

 

実は、薄毛や抜け毛の最大の原因は「体内環境が乱れているから」なんです。

 

生活習慣が原因で抜け毛が増えるのなら、その生活習慣を見直す事が大事で、そこにシャンプーは一切関係はありません。

 

男性の場合の薄毛の原因は遺伝と体内環境が影響していますが、女性の場合は約8割が体内環境の乱れが原因と言われています。

 

分かりやすい例えで言うと、お腹が痛くて病院へ行ったら、お医者さんに頭痛薬を処方されたようなもの。

 

お腹が痛いと言う原因に対して、頭痛薬では効くはずがありませんよね。

 

 

同じ痛みでも原因が違えば、薬の成分も変わってくるということです。


 

特に女性の場合は、ホルモンバランスが大きく関係しているので、その対処法が育毛シャンプーでは効果なんかまったく無い・・・そんな感じです。

 

育毛シャンプーはどんな効果があるの?

 

では、育毛シャンプーにはどのような効果があるのでしょうか?

 

抜け毛や薄毛に育毛シャンプーが効果があるとすれば、体内環境が原因で過剰に分泌された頭皮の皮脂を落とす事です。

 

皮脂が過剰分泌すると、毛穴に詰まりそれが酸化して毛根を痛めてしまう原因になります。

 

そこで、余計な皮脂を洗い流すことで頭皮環境を整えてくれる「対処法」みたいなものです。

 

効果が期待できない育毛シャンプーの成分

 

育毛シャンプーだからと言っても、まったく効果が期待できないシャンプーがあることも事実。

 

それを見分ける方法としては、毛根などに働きかけてくれる○○エキスとか、育毛や発毛に効果的な○○の有効成分を配合しているシャンプーです。

 

これらのエキスや有効成分は、シャンプー後に使う育毛剤に配合されているのなら血行を良くしたりと、それなりの効果は期待できます。

 

ですが、シャンプーにエキスや有効成分が入っていたとしても、 洗い流してしまうので効果は期待できません

 

このようなシャンプーは、現在はほとんど販売されてはいません。

 

育毛シャンプーは2種類に分類される

育毛シャンプー

 

現在販売されている育毛シャンプーやスカルプシャンプーは大きく分けると以下の2種類に分類されています。

 

脱脂系シャンプー

 

毛穴に余計な皮脂が溜まると皮脂が酸化し頭皮環境が悪化するので、しっかりと皮脂を洗い流す洗浄力が強いシャンプー。

 

 

マイルド系シャンプー

 

うるおいを守りながら余計な皮脂を洗い流してくれる、頭皮にやさしいシャンプー。

 

 

このようにガッツリと皮脂を洗い流してくれる洗浄力の高い脱脂系シャンプーと、頭皮にやさしいマイルド系シャンプー。

 

真逆のシャンプーだと一体、どっちを選べば良いか迷いますよね

 

  • しっかり洗って皮脂を落としたほうがいいのか?
  • 乾燥を防ぐため優しく洗い過ぎないほうがいいのか?

 

やさしいシャンプーだと頭皮には良くても毛穴の皮脂が取れなかったり、逆に脱脂シャンプーで洗うと皮脂を取り過ぎて頭皮が乾燥したり・・・。

 

皮脂を取り過ぎしまうと、頭皮をうるおそうと余計に皮脂を分泌させてしまいい、頭皮環境が悪化してしまいます。

 

結局、どっちがいいの?

 

どっちも間違いでは無いけど、どっちもベストでも無い!

シャンプー

 

薄毛や抜け毛で悩んでいる人は結局のところ、どんなシャンプーがいいのか?

 

多くの方はシャンプーを「モノ」つまり、商品として気にしている方が多いと思います。

 

頭皮に優しい成分だとか、毛穴の皮脂を根こそぎ洗い流すとか言われると、「何か効果がありそうだな」って、その気になりますよね。

 

ですが実際のところ、シャンプーの洗浄力とか脱脂力、天然成分だろうが界面活性剤を使っていようが関係ないのです。

 

頭皮環境としては「程よく頭皮の皮脂を取り除いて、毛穴はキレイにはするけど必要な皮脂は残しておく」これが大切。

 

そんな頭皮環境を整えるために、シャンプーで一番大切なことは

 

  1. ちゃんと不要な汚れや皮脂が洗えた?
  2. 必要以上に脱脂まではしてない?

 

この2点です。これで頭皮環境にとってはベストな状態になるわけです。

 

つまり、どれだけ洗浄力が強いシャンプーが良いと言う「モノ」よりも、どれだけ最適な頭皮環境をつくれるようにする「コト」が大切なんですね。

 

シャンプーで頭皮環境が変わったら

 

実は頭皮は髪の毛が生えるだけでなく、体内の老廃物を排泄するための器官でもあるんです。

 

皮脂分泌が多い方は、油っこい食事が中心で食生活が乱れている可能性があります。

 

その余計な皮脂を体外へ排出させる役割が頭皮の毛穴にあるんです。

 

そうすると、洗浄力の強いシャンプーに変えると皮脂がしっかりと洗い流されるので、頭皮は一時はサッパリするのですが、皮脂を取り過ぎたことで体が調整して余計に皮脂を分泌する可能性も。

 

 

シャンプーで頭皮環境が変わったら、最初の1〜2ヶ月ぐらいは皮脂分泌も変化する場合もあります。


 

ただここで、気をつけて欲しいことは「余り気にし過ぎないこと」で、3ヵ月くらいは様子を見た方がいいです。

 

皮脂分泌を正常にさせるには?

 

シャンプーを変えたら以前よりも頭皮がベタつくようになった。

 

もしかして、「シャンプーが合わないのかな?」「違うシャンプーに変えようかな?」って負のスパイラルの陥ってしまう方もいらっしゃいます。

 

ここで大切なことはシャンプーを変えるのではなく「シャンプーのサイクルを一定にすること」なのです。

 

つまり、皮脂分泌を正常にするためには毎日、同じような時間にシャンプーをすること

 

風邪や病気などで髪を洗えないのなら仕方ありませんが、毎日洗っていたのに急に2日もシャンプーしなかったり、1日何回もシャンプーをしたり・・・。

 

例えば、夜にシャンプーをするならそれを頭皮(体)に教え込まないと、皮脂分泌が不規則になってしまいます。

 

あと、頭皮環境を悪化させる洗浄成分が残っていると良くないので、シャンプー後はしっかりとすすぎましょう。

 

さらに、毛穴をせっかくキレイにしたのにトリートメントで毛穴を埋めてしまっては意味がないので、トリートメントは髪だけで頭皮にはつけないことも大事です。

 

そして女性でありがちなのですが、シャンプー後はドライヤーですぐに髪を乾かしましょう。

 

 

濡れた状態が続くと、雑菌が発生してしまいますよ。


 

このように、シャンプー中やシャンプー後の大切な基本は守るようにしてくださいね。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

薄毛や抜け毛と言っても様々な種類や原因がありますし、シャンプーも頭皮環境を整える効果しかありません。

 

抜け毛や薄毛の多くの原因は、ストレスやホルモンバランス、生活習慣が関係しているので、シャンプーとは関係がありません。

 

育毛シャンプーと言うのは、頭皮環境を整えて皮脂分泌を正常化してくれるスーパーサブのような存在です。

 

ただ、頭皮環境が整うことも育毛や発毛には大切なことなので、しっかりとシャンプーはしてくださいね♪

 

 

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